[git]コミット内容を出力して適用

gitでコミットした対象を出力して、適用する方法を紹介します。

パッチファイルを出力

まず、特定のコミットの#パッチファイルを出力するために、コミット履歴を参照します。

git log

上記のコマンドを実行すると、コミット履歴が参照できます。

その中から、出力したいコミットのコミットIDをコピーします。

commit examplecommitid
Author: example.user 
Date:   Thu Oct 17 20:59:19 2024 +0900

例えば、上記のコミットのコミットIDはcommitに続く文字列(examplecommitid)です。

対象のコミットIDがコピーできたら、#パッチファイルを出力します。

git format-patch -1 コミットID -o 出力先ディレクトリ

上記のコマンドを実行すると、指定したディレクトリにパッチファイルが出力されます。

ファイル名は自動で決定されます。(例:0001-.patch)

コマンドオプションの説明は下記の通りです。

-1:一つのコミットを対象とする

-o:出力先ディレクトリの指定

パッチファイルを適用

パッチファイルが出力できたら、次はファイルを適用するだけです。

git apply 出力したパッチファイルのパス

上記のコマンドを実行すると、パッチファイルが適用され、差分が現れます。